うたごえ喫茶

2023年 明けまして おめでおとうございます

新年 明けまして おめでとうございます。

皆様ももうすでにご存知の通り、昨年の11月22日に歌声喫茶ともしびの店舗再開を果たすことができました。ここまで歩んでこられたのも、皆様からの厚いご支援や激励があったからこそです。深く感謝を申し上げます。そんな思いを込めて、多くの皆様に愛されるお店として、皆様とともに育てていけたらと思っています。あらためまして、新しい「歌声喫茶ともしび」をどうか末長くよろしくお願いいたします。

コロナ禍のこの2年間、新しい時代に応えていけるようにと、様々な新しいことに挑戦しながら、再開に向けた準備を着々と進めてきました。まだまだ不十分なところもたくさんありますが、ともしびの総力を上げて準備してきた成果としてのお店になりました。
ご来店された皆様はどんな感想をお持ちになられたでしょうか?ぜひそんな皆様からの声を寄せていただけたら、これからの店作りにいかしていきたいと思います。まだご来店されていない皆様も、どうか足を運んでいただき、ご感想を寄せていただければ幸いです。

これからは、「歌声喫茶」という文化を新しい世代にどう継承していけるかが、このお店の大きな課題となります。時代の移り変わりと共に消えていく「文化」もたくさんあるでしょう。たんに流行だけを追っていくなら、いずれ飽きられてそんな運命になるのかもしれません。しかし私たちは、歌声喫茶が人々の求める普遍的な要求に応えていける文化としての質を持っていると考えています。
歌いあうことでその楽しみや感情を共有し、心のつながりがひろがるコミュニティーの場としての価値は、どんな世代でも楽しむことができ、求められているものだと考えています。オンラインなどのデジタル技術が発展し、対面しなくても人々は容易に繋がれるようになりました。その価値ももちろん有意義なものではありますが、しかしリアルな場での人と人との心の交流は、オンラインでは到底作り得ないものです。これからの時代は、そんなリアルな場での人々のふれ合いや心の交流の価値が、より一層高くなって求められてくるのだと思います。昭和のアナログな文化が多くの若者からの支持を得ているのは、そんなことが関係しているのでしょう。
とはいえ、新しい世代の人たちに歌声喫茶を知ってもらい、行ってみたいと思って足を運んで楽しんでもらい、ファンになっていただかないことには、継承していくことはできません。どうか、歌声喫茶ともしびが再開したことを広めていただき、お知り合いの方を誘ってご来店下さると嬉しいです。

ベイビーブーを通して歌声喫茶ともしびを知った若い世代の方がツイッターにこんな投稿をしてくれました。
『仕事つらすぎた時に ともしび行こうと思ったら、今日友達が連れてってくれたから 本当に救われた。心が疲れた時も ともしびがあるじゃん!疲れたらともしび行けばいいじゃん!て思ったら 頑張れた。これからも 心の実家。私の居場所。何かあっても ともしびがあるから がんばろ!』
このツイッター投稿に、逆に私たちが励まされました。ともしびがもっとたくさんの方々の大切な居場所となれるように、ますます頑張っていきたいと思います。

新店舗の開店に伴い、新しい2人の20代の若者がともしびに人生をかけようと、専従(株式会社ともしびの社員)になりました。アルバイトで入っている数人の若者を含めて、若い力がとても大きな力を発揮しています。また、音楽文化集団ともしびの多くの団員メンバーの知恵と力で、ともしびは動いています。オペレッタ劇団ともしび「トラの恩がえし」公演班も、若いメンバーが作品を支えて公演を行い、おかげさまで好評を得ています。

こんなともしびの新しい挑戦を応援していただき、どうか本年も変わらないご愛顧を賜りますよう、よろしく申し上げます。

株式会社ともしび 代表取締役 齊藤隆

 

最新情報お知らせメール

ともしびのブログ更新お知らせメールに登録いただくと、新しいブログが公開された時にお知らせのメールが届きます。※すぐに本人確認のメールが届きますので、メール内のリンクをクリックください。


 

-うたごえ喫茶

© 2024 ともしびグループ Powered by AFFINGER5