ともしびの理念

ともに生きあう社会をめざして

ともしびは平和な世の中を願い、だれもが笑顔を交わしながら、ともに生きあうことのできる社会をめざしています。

「ともに生きあう」とは、人と人との関係性の中から、皆で心豊かに生きる力をはぐくむことです。
しかし近年、人々のつながりが希薄となり、孤立化が進んでいることが大きな社会問題となっています。

ともしびは、音楽や演劇によって生まれる感動を共有することを通して、さまざまな違いを持った「私たち」が心を寄せ、お互いを認め、ともに生きあえるような居場所をつくり、心のつながりを広めていきます。

ともしびは、そんなたくさんの心のつながりが広がっていった先に、平和のうちに皆で生きあえる社会があると考えて活動を展開してゆきます。

ともしびの文化創造のあり方

ともしびは、音楽や演劇の感動を通して「ともに生きあう」人間のあり方を伝えたいと考えています。
その「音楽・演劇」をどのように創りだしていくか、ということは、ともしびの最も大切な運動の柱です。

感動を生みだす演奏や作品のためには、演者自身の中に、誠実さや謙虚さ、人の心に寄り添える優しさ、また明確な意志を持っている強さなどの人間性が求められます。
それは団体としても同じです。仲間を大切にするあたたかい団体であること、目的に対して心をよせあって進められる団体であることは、「音楽・演劇」の質と不可分なものと考えます。

そのような、人や団体のありようは、まさに日常の活動の中で鍛えられ、つくられてゆきます。

ともしびの「音楽・演劇」は、一人ひとりの人間的な成長と、集団で創ることを積み上げているからこそ、感動を生むことができるのです。

ともしびは、「人づくり」「仲間づくり」「音楽・演劇づくり」を、「ともに生きあう」を体現した、互いに関連し合う一つの文化創造と捉えて運動を進めてゆきます。

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