ともしびの齊藤隆です。
みなさんももうよくご存知の、アカペラコーラスグループ｢ベイビーブー｣。
今年の2月14日で、結成20周年を迎えました！
ほんとうにおめでとうございす！！
この日は、小田原で20周年を記念したベイビーブーのコンサートがおこなわれましたね。
ベイビーブーは、歌声喫茶ともしびが2020年9月に一時閉店するまで、8年間毎月欠かさずマンスリーライブをともしびでおこなってきました。
メンバーが歌声喫茶ともしびに始めて来店したのは、2011年11月のお昼のうたごえでした。入ってきたメンバーにその時の従業員が、店を間違ったのかと思って追い返そうとした、という伝説のエピソードがあります。(笑)
初めてのマンスリーライブはその翌年2012年3月でした。ぜひお店で歌わせて下さい！って当時のマネージャーさんから連絡をもらったのでした。
その頃のマンスリーは、ともしびのお客様の中でもほとんど知られてなくて、いつも閑散とした中で歌っていましたね。お客様からも冷たい言葉を投げかけられたこともありました。
あれから10年がたちましたー。
それから少しづつ少しづつお客様の心をつかんでいって、数年後にはマンスリーの日は超超満員で店が溢れ返るまでになりました！
超満員のお客様の気持ちが一つになって、ベイビーブーの皆さんの歌を聞き、一緒に歌い、みんなが笑顔になって楽しんだあの日々のことが懐かしく思い出されますー。
2020年2月頃からコロナ禍がはじまり、お店の営業ができない日々が続き、ついには2020年9月末で一時閉店を決断するまでになりました。
ちょうどそんな時期に、ベイビーブーのケンさんがともしびの応援歌｢みんなのメロディー｣を作ってくれ、ベイビーブーの皆さんで歌ってプレゼントしてくれたのです。7月7日の七夕の日に、こんな素敵な動画を発表してくれました！
この頃は、一時的といえども店を手放す決断をしなければならないような信じられない事態になり、悲しさやら不安やらいろんな感情が心の中でうずまき、先の見えない暗闇に落ち込んでいくような、重苦しい日々が続いていました。
そんな時にこの曲をベイビーブーの皆さんが、プレゼントしてくれたのです。
ベイビーブーのみんなの心の中で、こんなふうにともしびのことを考えてくれていたことに、心が熱くなりました。そしてあらためて、歌声喫茶ともしびは、みんなの心の中にこんな灯をともすためにあるんだ！ということを気付かせてくれました。
ともしび新宿店の思い出とともに、ベイビーブーの皆さんへの感謝をこめて、ともしびでもこんな動画をつくりました。
この曲を聞くと、あの頃の張り詰めた様々な感情がよみがってきます。そして優しく大きな励ましと力を与えてくれます。
ベイビーブーのみなさん、素敵な曲を本当にありがとう！
そしてなんと‼️
この｢みんなのメロディー｣が、結成20周年を記念して発売したCD｢別れの曲｣に収録されているのです！！
一日も早く新しいお店を持って、またたくさんの皆さんと歌い合いたいと、いま物件探しをしていますが、なかなか身の丈にあった場所は見つかりません。
そして今また、コロナ禍の嵐が吹き荒れています。なんの気兼ねなく笑顔を交わして歌い合える、そんな日はまだまだ遠いのかと気持ちが萎えてしまいます。
でも、この｢みんなのメロディー｣を聞いていると、そんな店を必ず作らなくちゃ！と勇気が湧いてきます。
♪いつまでも消えないともしび
うたを歌おう 声を合わせて
心と心 響くメロディー
みんなで歌えば 優しいうたになる♪
｢人は皆、歌い合い繋がり合って豊かに生き合うことを求めてる｣
それを信じて、進んでいきたいです。
ベイビーブーの20周年記念のCD｢別れの曲｣、ぜひみなさんも聞いてみてくださいね。
ショパンのあの名曲に歌詞をつけた｢別れの曲｣は、ほんとに素晴らしいです！
｢列車にのろうよ｣は、春になって暖かくなったら、列車に乗ってキラキラ輝く未来へ進んで行こう！という希望に満ちたワクワクするような曲です。
コロナ禍で大変な中でも、信じる気持を忘れないで、希望を持ち続けて生きていこうと思える、そんな1枚です！
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ベイビーブーCD［別れの曲 / 列車にのろうよ/みんなのメロディー］