お店が最後の営業を始めたころから、オペレッタ劇団ともしびのメンバーは、文化庁助成の公演がスタートしました。
お店は無くなりましたが、ともしびの劇団メンバーは、全国の子どもたちにともしびのオペレッタ劇『トラの恩がえし』を届けるため、11月下旬まで旅公演が続きます。
劇団メンバーの本道亮から第1回目のたよりが届きました！
〜公演だより〜
本道亮です。
文化庁助成 ｢令和2年度芸術による子供育成総合事業｣が９月２４日から始まりました。
これから11月下旬まで、断続的に神奈川県、岐阜県、愛知県、静岡県の小学校を周って、オペレッタ劇団ともしびの『トラの恩がえし』を子どもたちに届けていきます。
密を避けるため、座席はソーシャルディスタンスを確保した作り方にしています。
今までなら1回で全学年出来たはずの学校でも、六年生のみとか、高学年のみ2回の公演といった感じで行ってます。
終演後に子ども達に道具を触ってもらう事も今は出来ません。
見るだけに留めてもらい、距離を保って説明をしています。
新しい様式の観賞教室は始まったばかりなので、試行錯誤の日々です。
ただ、リモートではなし得ない空気を震わす生の歌、演劇の力をつくづく感じてます。
全員が心一つに歌う場面が貴重なものになってしまうとは…。
元気に迎えて下さる先生方や、期待に満ちた眼差しで体育館に入ってくる児童の皆さんと毎日作り合いです。
今は、公演そのものがあること自体、有難い環境です。
冬に向けて体調管理を益々気をつけて、『とらの恩がえし』がんばります。