店長の斉藤隆です。
2020年9月30日(水)をもって、36年間休むことなくうたごえを響かせ続けてきたともしびのお店が、営業を終えました。
9/26から5日間、昼と夜を20名様限定の入れ替え制でおこなったので、この間で200名の皆様がご来店されました。
そして、28〜30の3日間は、無料ライブ配信をおこない、ご来店したくても店に入れなかった多くの方や、全国のともしびファンの皆様に、画面を通してこの店での最後のうたごえに参加していただきました。
そして、たくさんの花束や差入れを頂きました!
10/1の19時現在で、録画も含めての視聴数・再生回数は、YouTubeとFacebookの両方の合計で、なんと8229回となっています!
ほんとうに、ありがとうございました!
もしまだ見ていないという方は、こちらのともしびYouTubeチャンネルから見られますので、ぜひご覧下さい。
なお、26日と30日に取材のあったNHK「新日本風土記」ですが、放送は12月の下旬ということです。取材にご協力頂いた皆様、ありがとうございました!また日にちが近くなったら、お知らせします。
個人的なことになりますが、私がともしびに入社したのが1983年なので、入社した翌年の12月に、この店は開店しました。
その前は、歌舞伎町の新宿区役所通りをずっとまっすぐ入っていって職安通りにぶつかる少し手前にある鬼王神社の隣のビルの地下1階にありました。新宿駅から歩くと15分くらいかかり、しかも歌舞伎町のど真ん中を通るので、とても行きにくかったのを覚えています。
それが、やはりビルの立ち退きで駅からすぐ近くの場所に移転することになり、皆で喜んで準備をしたことを思い出します。
あれから36年〜
私だけでなくともしびのメンバー、そして、通って頂いたお客様それぞれに、語り尽くせない想いがたくさんあると思います。
これからは、たくさんの方々の思い出の中でずっと生きていくことでしょう。
開店当時から通ってくださった方からも、通い始めてまだ1年の方からも、それぞれの想いでこの場所に深い愛着を感じてくれているメッセージ・コメントをたくさんいただきました。
そんな皆様からのメッセージを見ていて、とても嬉しく思いました。時代が変わっても、ともしびという場所がもっている良さは、かわらずに皆さんの心に届いているんだと感じました。
そのメッセージ・コメントは、別な機会にぜひご紹介したいと思っています。
尽きない思いは溢れてきますが、これからは、皆様から頂いた「ともしび支援募金」を力にして、新しい店を目指すことに力を集中していきたいと思います。
新しい店についてですが、昨日の挨拶でもお話ししましたが、来年の遅くない時期にオープンさせるのを目標と考えています。もちろんコロナウイルス感染の状況を見ながらですが、これからはコロナウイルスと共存していく時代です。新しい場所で、その時の状況の中で、感染予防対策をとりながら出来うることを精一杯やっていくというのが、これからのやり方だと思っています。
といっても、良い物件を見つけなければ何も進まないので、早過ぎもせず遅過ぎもしない頃に、良い物件に巡り会えることを願いたいです。
また出前歌声喫茶の公演も、感染防止対策をとりながらおこなっていきます。
この次のブログで、そのご案内をします。ぜひお近くの公演がありましたら参加してくださいね!
そして新しい店を再開した時に、心身ともに元気でさらにパワーアップしたうたごえを届けられるよう、この期間ともしびメンバーは、必要な仕事をしつつ、音楽的にも、また精神的にも学びを深められるような日々を過ごしていきたいと思っています。
皆さんも健康には充分に気を付けてお過ごし下さい。
出前歌声喫茶で、そして新しいお店で、元気に皆様と再会できる日を楽しみにしています。