うたごえ喫茶 音楽文化集団ともしび

2024年 明けましておめでとうございます

新年 明けましておめでとうございます。

おかげさまで、昨年の11月22日で、高田馬場のお店は一周年を迎えることができました。
皆様の物心両面にわたるご支援、そして歌声喫茶ともしびや各地での出前歌声喫茶へ足を運ばれる皆様のお力添えによるものと、心より感謝を申し上げます。
そして、オペレッタ劇団ともしび、ともしび音楽企画の公演活動は、コロナ禍以前の状況にはまだまだ遠いのですが、多くの皆様のご尽力により、少しづつ公演をおこなえるようになってきました。
まだまだ至らないところもありますが、これからも皆様により楽しんでいただける場をたくさん作れるよう、努めていきたいと思います。

11月19日から8日間の一周年感謝企画では、様々なゲストの皆様の演奏をお楽しみ頂き、多くの皆様とともにこの一周年を喜び合うことができました。
ご出演頂いた皆様も、短時間ではありましたが、とても素敵な演奏をありがとうございました。これからも、たくさんの演奏家、パフォーマーの方々と繋がって、お店を拠点として、より豊かな文化を発信していきたいと思っています。

ともしびは、従業員を含めた総勢120名の「音楽文化集団ともしび」、「ともしび音楽講座」、そして若者サークル「ぱれっと」と、ともしびの文化運動に携わる仲間たちによって運営され成り立っています。集団で運営したり、ことを進めたりすることは、当然時間も労力もかかりますが、大きな力も発揮します。
ともしびの一つの強みは、そんな集団の知恵と力をもっているところです。一人の力では到底成し得ないことも、集団の力を結集することで達成できてしまう。そんなことを、この一年間の店作りや様々な場面でも、あらためて実感することができました。
店や出前歌声喫茶ではそんなたくさんの仲間たちの姿があります。合唱でうたごえを盛り上げる、様々な楽器で伴奏に加わる、うたごえの司会をする、料理やドリンクの配膳をする、毎日の料理を仕込んで調理し提供する、歌詞投影のパソコン操作をする、昼のうたごえの受付、出前歌声喫茶の受付・・・。また見えないところでも、様々なチラシを作る、事務所で事務仕事をしたり、電話対応をする、店運営に必要な備品をそろえる、等など、多くの仲間たちの力によってお店は成り立っています。
ご来店された際は、そんな仲間たちの姿もぜひ見ていただけたらと思います。

そして、今年はそんなともしびの仲間をもっと増やして、ともしびの主体的な力を大きく強くしていきたいと思っています。そんな仲間を募集しています。そして、新しい時代、新しい世代へ向けて、歌声喫茶の魅力を発信し、世代をこえたより多くの人たちに歌声喫茶の楽しさを届けていけるような、そんな年にしていきたいと思います。

世界に目を向けると、目をそむけたくなるような悲惨な争いが未だに続いています。ほんとうに悲しくなります。どんな対立があったとしても、公然とたくさんの命を奪って主張を通そうとすることは、本当に許せません。違いを認め合い、お互いを尊重しあいながら、解決の方法を探ることはできないものでしょうか。
世界中の人たちが、そのような思考になって、悲惨な戦いがなくなり、命が大切にされる世界になることを願わずにはいられません。
ともしびの理念には〜
『音楽や演劇によって生まれる感動を共有することを通して、さまざまな違いを持った「私たち」が心を寄せ、お互いを認め、ともに生きあえるような居場所をつくり、心のつながりを広めていきます。
ともしびは、そんなたくさんの心のつながりが広がっていった先に、平和のうちに皆で生きあえる社会があると考えて活動を展開してゆきます。』
と書かれています。
皆で歌って共感しあい、ともに生きあう歌声喫茶や演劇の文化をたくさんの人たちに届けていくことで、微力ではありますが、平和な社会に貢献していけたらと思っています。

今年は、歌声喫茶が新宿で産声を上げてから70年、そして「音楽文化集団ともしび」が結成されて55年、という節目の年となります。「ともしび」を築きあげてきた数多くの先輩方、歌声喫茶を人生に重ねて過ごされた多くのお客様、そんな方々の思いや歴史に敬意を表しながら、新しい時代にむけて「ともしび」を発進させていきたいと思います。

本年もどうかよろしくお願い致します。

株式会社ともしび 代表取締役 齊藤隆

 

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