企画・コンサート

小川邦美子&堀内麻巳子デュオ ミニコンサート

小川邦美子です。

26日(火) 堀内麻巳子とのデュオの ミニコンサートでした。
伴奏は、ひろせめぐみです。

曲目♪
鞠と殿様、谷間に三つの鐘が鳴る、新しき朝の〜長崎の鐘

『鞠と殿様』だんだんと私達のうたになってきたように思います。

『谷間に三つの鐘が鳴る』いい歌ですね!

『新しき朝の』は永井 隆《新しき朝の光のさしそむる荒れ野に響け長崎の鐘》に、古関裕而が作曲して『長崎の鐘』の前歌として歌われているそうです。

ー10月4〜5日:被災地支援:福島県只見鉄道うたごえ列車の旅、行程中に立ち寄った『古関裕而記念館』の学芸員の方に教えて頂きましたー

全く偶然(今回のミニコンサートの企画案は2ヶ月前)なのですが⋯ローマ教皇フランシスコが、長崎ー広島ー東京と訪れていました。
伴奏のひろせめぐみのお祖母様は、長崎で被曝されたそうです。

いろいろな意味で意義深いミニコンサートになりました。

*追記
アンコールというか⋯
次のステージ冒頭で『リヒテンシュタイナーポルカ』も歌いました(^.^)

♫堀内麻巳子♫
どの曲もそれぞれの難しさと課題がありつつも、愉しく歌えたと思います。
せっかくここまで長い間、声を重ねて来たのだから、もっとしっかりテンポ感や声色なんかを合わせる作業が出来ると更にいいな。と改めて感じた選曲。
すっと私達の歌をお聞き頂いている方々に褒められるのは嬉しいです。
いつもありがとうございます。
しっぽがあれば思いっきり振ってます。
さらなる飛躍を目指して!!

♫ひろせめぐみ♫

「鞠と殿様」は、とてもアレンジが素敵で面白く、楽しく弾かせていただきました。

まりがころりころりと転がる様子が音になっていたり、2拍子の歌なのに、4番だけ時の長さを6拍子で表現していたり…。

そんな音楽の情景描写をどうやったらより表現出来るかが、この曲の難しさであり面白さでした。

歌集から普段歌っている歌でも、演奏として別の角度から取り組むと発見があって楽しいです。そんな新しい発見を、聞いてくださっている方とも一緒に楽しめたらいいな、と思って弾きました。

「谷間に三つの鐘がなる」は、特に歌詞に力がある歌だなと感じています。歌と同じ位置で弾くのではなく、歌の水面下で空気感をつくるように心がけました。

「新しき朝の」は、今回伴奏できて嬉しかったです。永井博士のよんだ詩は、私も前から知っていましたが、「長崎の鐘」の前歌として、このようなメロディがついていたのは初めて知りました。

(教えていただいた所は、只見線うたごえ列車の前日に訪れた、古関裕而記念館です。)

私は以前「長崎の鐘」のルーツを探したことがあるのですが、永井博士が「新しき朝の光のさしそむる荒野に響け長崎の鐘」という言葉を残した時のこともお聞きすることができました。

(そのレポートは、私のブログ「[アンジェラスの鐘]長崎の鐘のルーツを探して浦上天主堂をたずね歴史を探りました」に詳しく書きました)

今回も、広く深い学びができた伴奏でした。ありがとうございました!

 

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