7月に入り梅雨空の毎日が続いていますね。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。
店長の齊藤隆です。
ともしびはようやく、6月17日からお昼のうたごえを再開スタートして2週間がたちました。
4月5日に休店してから再開までの72日間、動き回れはしなかったけど、ほんとにいろいろなことがあり、様々なことを考えさせられた期間でした。毎日お店にお客様が来てくれることが、あたりまえのことではないんだということを、つくづく思い知らされました。
従業員にとっては、こんなに長い期間歌わなかったことはなかったし、音楽から離れたこともありませんでした。自宅にこもって、ひたすらお客様に電話をかけて状況をお伝えして支援募金をお願いする日々。体調を崩す人も複数いました。
この間、たくさんの皆様から、ほんとうに多くの激励と支援募金がよせられました。おかげさまで、ひとまず今日までの期間を乗りきることができています。
ほんとうにありがとうございました。
あらためて、ともしびはうたごえを愛する皆様に支えられていることを、身をもって思い知らされましたし、私たち従業員一同、そのことをあらためて深く身にきざむことができました。
そして、こんなにもたくさんの皆様から再開を熱望されていることを!
緊急事態宣言が5月25日に解除になり、様々な情報をもとに再開を6月17日水曜日と定めました。しかし日々変化する感染状況があったので、発表はギリギリ一週間前としました。
再開の第一日目の17日の水曜日。開店の13時20分になると、続々とお客様がエレベーターから降りて来店される光景に、喜びを隠せませんでした。とにかく再会できたことを20名限定ではありましたが互いに喜び合い、歌い交わすことができました!
4月4日の、休店になる最後の営業の日は、まったく先がみえなかったので、移転期限も迫っていることもあり、これがもしかしたらこの場所での最後の営業になるのかもと、本当に思っていました。
なので、まずはこの場所で再び歌い交わせることができた、という喜びをかみしめられた日でした。
再開のお昼のうたごえの様子です。
店内での感染防止対策については、解説した動画があるのでぜひご覧下さい。
動画は再開にむけての事前テスト営業の様子です。ともしびに集う青年サークル「ぱれっと」のメンバーの、きのぴーこと木下周子のレポートです。
今はこんな形での営業ですが、何も気にせずに以前のように歌い交わせる日が、とにかく早く戻ってくることを願わずにはいられません。
みんなで肩を寄せあい、顔を見合わせてお互いを感じ合いながら歌い合うことが歌声喫茶の良さであるなら、それらを極力できなくしたやり方で、はたして本来の楽しさを作り出せるのか、今は試行錯誤しながらの営業が続いています。
しかしまたこのところ、夜の街関連での感染者が増えているという現実。しかも名指しで「新宿」が特に危険だとのショッキングな報道が…
お客様からは、まだ夜はやらないの?とよく聞かれます。今すぐにでもやりたい気持ちでいっぱいなのですが、はたして夜の新宿にお客様が来てくれるだろうか、来て頂いたとしてもほんとに皆さんの安全を守りきれるだろうか…
悩みましたが、やはり夜の営業の再開はもう少し感染状況を見定めてからにしようと考えています。
そして!
もうご存知の方も多いかと思いますが、新宿に来ずとも、ともしびのうたごえに参加できる方法を考えました!
再開にあわせて、店からのライブ配信を行なっています!
週に2回、月曜日の夜19時から(18時45分オープン)と、金曜日の13時50分から(13時35分オープン)、おこなっています。
月曜日は無観客でのうたごえですが、スタッフを増やしてうたごえの雰囲気を盛り上げます。無観客を生かして様々なことを試していこうと考えています。
金曜日は、お昼のうたごえをそのまま配信します。お客様とのやり取りなども見ることができるなど、まさにお昼のうたごえに参加しているように楽しむことができます。
ツイキャスというところで配信しているので、その登録やチケット購入をしていただけれは、見ることができます!
そのやり方は、こちらに書いてあるので、こちらを見ながら試してみて下さいね。
配信なら、ご自宅でもどこにいても参加することができますし、地方の方でも参加ができます。コメントを通してリアルタイムでの交流も可能です。
1回1500円の有料ですが、ともしびを存続させていくための大切な収入源とさせて頂きたいと思います。
じつは、まだまだ普及されてなくて、視聴数はとても少ない状態なんです。
ぜひ、たくさんの皆さんに見ていただきたいと思っています!
これからも、まだまだ先が見えない状況が当分続いていくでしょう。
年内の出前歌声喫茶や劇団ともしび、ともしび音楽企画の公演は、いまでもキャンセルが日々出続けています。
そんな中でも、私たちともしび、そして学校や公演主催者の方々も、どうしたら公演が出来るかという模索が始まっています。
依然厳しい状態は続きますが、新しいことにも挑戦しながら、このコロナウイルス感染の嵐の中を持ちこたえていくための思案が続いています。
そしてコロナウイルス感染が終息し、また安心して歌い交わせる時が来た時、パワーアップした新しいともしびの姿を見ていただけるように、力を寄せあって頑張っていきたいと思います。