ブログの内容を一部更新しました。更新部分は青字で表記してあります。(2020年12月9日)
〜理念プロジェクトより〜
現在の到達での理念(仮)にたいする様々な意見、そして、ひとりひとりがともしびに関わる中での、「自分にとってともしびとはどんな場所なのか」「ともしびのいいところは何?」等の質問に対する答えをありがとうございました。
答えを見ながら、皆さんにとってともしびとは、仲間と一緒に寄り添いながら活動できる温かく居心地のよい居場所、という答えが多く、ともしびがあらためて皆の大切な居場所なんだ、ということを再確認することができました。
また、ただ楽しいだけではなく、音楽を通して社会に働きかけていくこと、そのことが平和な社会をめざすことに繋がっていくこと。その目的に向かって仲間と活動していく意義を強く持っていること、それが自分の人生観につながっていること、などが読み取れました。
これらのことはまさに皆さんの活動が、理念の核心的な「ともに生きあう」を体現している、と言えるのではないでしょうか。
そんな私たちの活動に裏付けられた「理念」を明文化することは、今後ともしびがもっとたくさんの人たちの心を惹き付けて大きくなっていくために、とても大切なことだと思います。
皆さんからの現段階の「理念」に対する様々な意見を参考に、プロジェクトメンバーでさらに練りこんでいく作業をしています。
11/23に会議をもちました。さらに12/2にもおこない、更に練り込んだ「理念」を、作り上げて報告したいと思います。
それを使って、12/20(日)の「ともしびテキスト学習会」で発表したいと思っています。
かなり長くなりますが、皆さんからの答え、意見を匿名で全てのせます。ぜひ頑張って読んで下さい!
【理念に寄せられた団員からのコメントと設問の答え】(2020年11月)
《設問》
① あなたにとって「ともしび」とは何ですか?
② あなたにとって「ともしび」の良いと思うところは何ですか?
③ 「ともしび」と社会とのかかわりについて、どう考えますか?
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①ともしびとは生きる力の源です。仕事をしながら何度となくもうダメだと思うことがありました。そんな時に大丈夫、ここに寄り添っていけば、と。ただ今の)凄まじさに押しつぶされそうになります、このコロナが収束する時が必ずくるだろうが、その時自分は?だから直接ふれあえなくてもみんなが寄り添っていける場所としてともしびは本当に大事だと思います。
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①事前に連絡をとらずに店にいっても、懐かしい仲間と出会えるところ。13年専従として活動した経験は、私の原点という感じがします。
② 懐かしく、暖かく、居心地がよい。30代の女性を2回連れて行きました。「高齢の人が元気に歌っている」ことは好印象だったようです。2人で話す時間が欲しかったので、2回とも1ステージのみ。
③権力により分断され、忖度を押しつけ、思ったことが言いにくい社会的状況。/連帯を感じ取れる場所、安心してものが言える場所が求められています。/「社会は変わるし、変えられる」ということを含め「人生は生きるに値する」ということを互いに発信しあえる場は重要だと思います。
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①いろいろな人たちと接し学びのあるところ、と言えるでしょうか。学校や職場はある程度同じような人が集まっている訳で、「いろいろな人」と出会う機会はほとんどありません。
② 先に書いたことと重なりますが、良いところは「いろいろな人」が一緒に同じ目標へ向かって活動していること、と思います。
③「ともしび」は音楽を中心とした芸術分野の集団と思います。一方、音楽は社会と様々に関わってきました。以上の2点から、「ともしび」は音楽という方法によってより良き社会を目指す動きと関わることができたら、と思います。
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①私にとって「ともしび」とは、歌を縦横無尽に楽しめる音楽室であり、気づきや学びもあるので、酒が呑める教室でもあります。
②音楽を大切に、お客さんの自己表現を尊重し、引き出せることです。
③音楽を介した人生の交差点であり、交流の場として、社会になくてはならないものだと考えています。
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①私にとって、ともしびとは、人生の中の一部です。
②長く関わってなくても、すぐに受け入れてくれる度量の深さ、人間を取り戻せる場所。
③古くて新しい、新しくて古い?違うか常に新しいことを求めている、運動タイかな?文化集団ともしび
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①心の故郷。心の中にあって、いつか帰るところ
②誰でもを受け入れるところ
③運動をあとおししてくれる存在
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理念について⇨そういうコトに関わってこなかった世代なので、文章は読んでいるが、あまりピンとこない。
①(シャンソンもやっているから)ともしびが全てというわけではないが、重要な場所。
②平和やより良い社会を求めて活動しているところ。音楽というわかりやすい(ストレートに心に響く)表現を通じて、押しつけがましくなく、訴えられるのも良い。
③そのような活動で、心豊かに暮らせる社会づくりに貢献していると思う。
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①最初はただ歌いたいというだけで、ともしびに来店。会話もほとんどせずに店の窓際の小机が定位置だったが、ある時、合唱団研究生に誘われた。当時は、今よりだいぶ音程がはずれていて、音楽という学問がどちらかというと嫌い。そんな自分でいいのかと聞くと、誰でも受入れるということで入会した。
そこからは、団員→運営委員と、急激にともしびという組織の奥に入って行った。あまりの激動に拒止しようと思えば出来たのだが、そうしなかったのは、自分も欲するものがあったのだと思う。活動への関わり方は変化しつつも、三十数年、団員として在籍しているともしびは、自然にそこに居られる場所なのだと思う。
②「欲するもの」がイコール「ともしびの良いところ」だったのだと思う。ただ歌って楽しむだけでなく、運動と連携しているところが魅力。
原水爆禁止だったり、広くは暮らしに豊かさをもちたいといった思いが根底にあって、その上に歌がある。音楽が娯楽だけに留まっていないところが良いところだと思う。
③人を励ますことが出来る団体だと思う。(戦時下の言論統制など不遇な時代を経て)いいことはいい、悪いことは悪いとハッキリ言える、打ち出せる土壌がともしびの強みで、音楽を通じて、何が大切なのかを、常に社会に語りかけていく団体であるし、これからもそうありたいと願う。
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①22年のキャリアがあるが、同じ曲でも新たな発見があったりして、お店やともしびの活動は、常に楽しい。一生関わっていきたい場所。(命が尽きても小玉さんや大野さん、ゴリさんがいるあちらの歌声にも参加するつもりでいる。)ソングリーダーをやりたい(西戸山でトライし始めた矢先に、病気に見舞われたり、コロナで例会がお休みになったりして、頓挫しているが…)という夢があり、そういった希望が持てる場所。
②いつでもウエルカムな雰囲気。仲間も顔馴染みのお客様も、笑顔であたたかく迎えてくれるところ。
③世の中の音楽シーンの中で、歌声喫茶はまだ別世界、好きな人たちだけの特殊な存在。メディアの取り上げ方も、今はまだ「珍しい」という切り口。今のスタイル(キャンプファイヤーのような温もり)のまま、歌声喫茶がもっとメジャーになってほしい。
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①社会的に、様々な人と出会う場を開き、また広くしてくれたところ。
②歌声を通じて、市民的な場を保証しているところ。そんな場所は、なかなかないので、貴重な存在。
③前の2つの質問と不可分。ともしびは社会と深い関わりを持つ。血の通った、生きた関係性。
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①仲間がいる、安心できるところ。店のお客さんもしっかり考えを持っている人が多く、刺激を受ける。
②遊びながら、小難しいことを考える場所。その中には、普段考えないようなこともある。歌えなくてもみんなといるだけで違う。
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理念の文章については、簡単に言うと、もっとシンプルに、やさしく、ともしびの音や思いがストレートに伝わるようにした方が良い、という感じ。たくさん意見が集まったとして、それをまとめて文章がグレードアップされたとしても、却って伝わりにくくなる、ということかな。
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①あなたにとってのともしびとは?→生きる道
②ともしびの良いところは→音楽を通して、心一つになれるところ。
③ともしびと社会とのかかわり→様々な問題を抱えている社会(情勢)の中での、ともしびの役割については、これから考えていきたい!
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・あなたにとって「ともしび」とは何ですか?→夢を叶える場所
・あなたにとって「ともしび」の良いと思うところはどんなところですか?→人の根っこにある情、絆の強いところ
・「ともしび」と社会との関わりについて、どう考えますか?→65年もう66年になりましたか?『ともしび=歌声喫茶』『歌声喫茶=居心地の良い場所、行くとなんだか温かい気持ちになる』そんな空間を音楽と情の熱い仲間たちとつくりそのパワーを社会(人々が生活している現実の世の中)に発信していく。例えば今、拠点としているスタジオが地域のシンボル的存在になり地域の人から愛されるともしびになる。
また、新店舗ができたら年齢層に関係なく楽しめる。うたごえを知らなくても行ってみたいと思える。行ってみたらなんだか楽しかった。また来たい。と思えるような空間を計画して提供する。
そんな空間をつくりだせたら社会と良い関わりがもて、ともしびという会社が愛されるのではないでしょうか?そうなればみんなが幸せになれると思います。
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私にとって「ともしび」は、人として大事にしなくてはいけないことに気づかせてくれるところ。
先輩からの言葉
・挑まないと澱む
・人は財産
・あなたはどう考えるのか
等々。
色々な立場を超えて語り合える、学びあえる。
苦楽を共に寄り添い、高め合う仲間がいる。
だから、目の前のお客様、観賞の子どもたちとも、明るく生き合うステージに繋がるのだと思う。
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・あなたにとって「ともしび」とは何ですか?→生活の一部 心のふるさと
・あなたにとって「ともしび」の良いと思うところはどんなところですか?→お客様と電話で話すときに「ともしび」と聞いただけで声が明るくなる瞬間があります。とても良い思い出を作る場所、いつまでも続いていて欲しい場所と思われていることを実感します。そんなところです。
・「ともしび」と社会との関わりについて、どう考えますか?→どうして営利団体というふうに位置づけられるし、利益が無いと倒産してしまう。今の状況では歌うとか集いとかある意味受け入れられないところもあるが、求められているところもあるので、少しずつでも浸透させていきたいです。
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全体としては「音楽文化集団ともしび」の創立宣言(1969)と甲斐谷さんの「論壇」(1970 年代 後半~1980 年代前半にかけて『月刊ともしび』上で連載)の記事に通じるものを感じました。
逆に言うと、「音楽文化集団ともしびとしての理念文章ならいいが、株式会社ともしびのものだとしたら変更の余地が多分にある」ということです。
特に「平和」や「政治」など、戦後日本で歴史的な脈絡を持つ語彙が再考の対象だと考えます。
【ともに生きあう社会をめざして】
「ともしびは、平和な世の中でだれもが笑顔を交わしながら、ともに生きあうことのできる社
会をめざしています。」
➔ 政治観の問題だとは思うが、団体の規模を考えると「平和」は「願う」ものでは? 今の文章だと「平和な世の中」と「ともに生きあうことのできる社会」の両方とも目指 すものとなっている。
➔ 提案:「ともしびは、平和な世の中でだれもが笑顔を交わせる社会を願い、ともに生き あうことのできる社会をめざしています。」
「しかし近年、人を大切にしない政治や社会構造が蔓延し、人びとの孤立化がますます進んで
いることが大きな社会問題となっています。」
➔ 音楽文化集団ともしび結成宣言(1969)にある文章と酷似している。 現代社会における個人の孤立は 19 世紀末から言われていることなので、決して近年の 問題ではなく、まさに「近年の問題ではない」という認識が重要だと考える。
➔ 本文章の政治観について:歴史的に見て特定の政治思想の流れを汲むものである。現在 を更に俯瞰的な視点から見た表現でもいいのではないだろうか?
➔ 提案:「しかし、21 世紀に入っても人が大切にされない政治的および社会的な情勢は 日本国内外で見られ、人びとの孤立化は未だに現代社会の課題となっています。」
「ともしびは、そんなたくさんの心のつながりが広がっていった先に、平和のうちに皆で生
きあえる社会があると考えて活動を展開してゆきます。」
➔ 「平和」に関して上記のコメントと同じ感想。日本における「平和」が現在の形で保 たれていることに対する省察が必要だと考える。「平和」という言葉を入れる前に、 ちゃんとした認識確認が必要だと考える。
【人づくり、仲間づくり、音楽づくり、を一体のものと捉えて活動を展開】
イメージ図に「人づくり」、「仲間づくり」、「音楽づくり」によるサイクルがあったので、その流れがもっとわかりやすい文章だと良いかも
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【ともに生き合う社会をめざして】
→めざすことが理念なのか?って感じがします。中身で「めざしています」と言うなら理念は「めざす」ところがゴールじゃなくなるかな?と。
私は「ともに生き合う」がともしびの考えの一番太い柱になると思っていて、そこにたどり着くために皆で手を取り合っているようなイメージが理念に反映されるといいなぁ~と思っているので、【ともに生き合う社会をつくる】とするならもう少しだけ《手を取り合う感》が出るワードを盛り込みたいな…なんて思います。多分、原案の《めざして》がその《手を取り合う感》を担っている状態なので…。
【ともに生き合う社会をつくり合う】とか?合う合う言ってて言葉としては気持ち悪いですね…うまくまとまらないです…。
【人を大切にしない政治や社会構造】→第一印象として「思いきった言葉を使うなぁ…」という感じがしました。
この理念は出来る限りたくさんの人に共感して心のなかに留めておいてほしい大切な言葉や気持ちがたくさんつまっているので、出来れば誰がみても特定の思想や政党等が思い浮かばない言葉を選んだ方がいいと思います。
例えば「人々の心の中の壁や溝が、社会の壁や溝となり、他者を思いやる余裕のない社会になっていると感じられます。ともしびは音楽や演劇によって、その心の中の壁を壊し、溝を埋めることで、さまざまな違いを超えた~」みたいな。原案のままだと「政治や社会構造が悪い!」みたいな感じに受け取られる可能性があるんですけど、言いたいのは「人を大切にしない」の部分だと思うので…。
図はそのまま添えていいと思います。文章にすると見え辛い部分というか、関わりかたというか、そういった部分がよく見える良い図だと思うので…。文章があった上で、この図があると「自分は今どの部分にいるのかな?ここが足りないのかな?仲間とどうやって関わっていけば良いのかな?」って考えることが出きると思うんです。
・私にとってともしびとは
→「出会い」の場所だと思います。たくさんの音楽との出会い、人との出会い、考え方との出会い…。何よりも、一期一会の音や歌が響く場所なので。その全ての出会いが自分を受け入れてくれて成長させてくれる。誰にとっても出会いの場所であるからこそ、誰がいても良い、心地よい、そんな場所なんじゃないかな?と思います。
・ともしびの良いところ
→「あたたかさ」だと思います。誰がいても受け入れてくれる。その受け入れる心は動物としてのヒトではなく人間の心の原点であり、それが生き合うことへの第一歩だと思います。受け入れてもらったから何してもいいんじゃなく、受け入れる側も受け入れられる側も相手を思うあたたかい気持ちがあって、その気持ちが空気に溶けているようなところが良いところだと思います。
・ともしびと社会の関わりについて
→「当たり前の選択肢」であってほしいと思ってます。「若いのに…」とかそんなの関係なく。考え方も歌声喫茶の存在も、ゲーセン行ったりカラオケ行ったりするのと同じ感覚で選択肢にあること。選択しない人も、知らないから選択しないのではなくて、知ってて選ばない。選ぶ人も選ばない人もそれを否定しない。普通に「あ、私はやめとくー」のテンションでいる感じ。そうやって相手の選択を尊重できる(私はそう思わないけど、あなたは思うんだね。みたいな感じ。)受け入れかたができるような社会になるような関わりかたになっていってほしい。それがともしびのことあんまり好きじゃない人とも生き合っていく関わりかたじゃないかな?と思います。
全体的に支離滅裂でなに言ってるか分かんなくなっちゃいました…。色々まとまってなくてすみません💦
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【理念(仮)を読んで思ったこと】
(1)理念の語尾を「めざして」ではなく、「~にする、~をつくる」に置き換えてみる 。「組織の理念」を平たく言えば、「組織が存在している目的」だと思っています。理念を見る側から言えば、「なんでともしびが存在しているのか?」 という問いにも置き換えられると思います。そう問われたときに、ともしびが描く あるべき姿は、ともに生きあう社会を「めざしている状態」ではなく、「なってい る・している(ともしびが)」状態なはずです。単純に言葉をすっきりさせる意味 や決意を込めるという視点で見ても、確固たる想いが言葉に現れるかな、と思いま した。
(例) ・服を変え、常識を変え、世界を変えていく(ユニクロ)
※変えたいではない ・新たな価値を生みだす世界的なマーケットプレイスを創る(メルカリ)
※創りたいではない
(2)下段の「人づくり、仲間づくり、音楽づくり~」は、理念とは別立てが良いかも どちらかというと、今ある事業やサービス、今後生み出す事業やサービスは、 「このような位置づけでやりましょう」という活動方針(?)の印象を受けました。 「ともに生き合う社会をつくる」というともしびの哲学があり、その下の階層として 存在している感じ。「人づくり、仲間づくり、音楽づくり」を意識した活動をするこ とで、理念に掲げられるあるべき姿に近づいていく、という流れかな、と。
(3)理念とともに図も一緒に掲載する認識で OK でしょうか? 「ともに生きあう社会」のイメージを持ってもらうために、図なども一緒に入れると良いと思います。
(4)「人を大切にしない政治や」の部分をどう捉えるか? ここの表現の勘どころがあまり分かりませんが、直接的でネガティブな政治批判と 捉えられて敬遠されないかが気になりました。例えばですが、「人々のつながりが希 薄となり、孤立化が進んでいることが大きな社会問題となっています。」みたいな。
(5)参考)企業理念を形作る 5 つのパート 正解はないと思うので、一つの手法として参考にしていただければ幸いです。
1 ビジョン:実現したい未来(未来軸)
2 ミッション:日々果たすべき使命(現在)
3 バリュー:約束する価値や強み(企業軸) 4 スピリット:大切にすべき精神(個人軸)
「感動を生みだす演奏のためには、演奏者自身の中に、誠実さや謙虚さ、 また人の心に寄り添える優しさなどの人間性が求められます。」は、 ここに当てはまりそう。
5 スローガン:ブランドの合言葉(組織のシンボル)
【ともしびへの個人の想い】
(1)あなたにとって「ともしび」とは何ですか? 「音楽を通じて、音楽を越えた出会いをくれる居場所」だと思います。 僕自身、「歌うだけの場所」という印象を受けていたら、ここまで関わっていなかった かもしれません。
(2)あなたにとって「ともしび」の良いと思うところはどんなところですか? ・歌が下手でも、楽器ができなくても、受け入れてくれる、活躍の場をつくってくれる
雰囲気や姿勢 ・気さくで優しい先輩方がいる環境 ・若者の挑戦を応援してくれる土壌
(3)「ともしび」と社会との関わりについて、どう考えますか? ともしび自身があらゆる社会的な課題を意識しやすいフィールドだと思います。 ある意味、自分たち自身が苦しい局面も多いかもしれません。ここをどう乗り切るのか。 ピンチをチャンスに変えて、どう次へのステージを切り拓くのか。具体的な行動や実績 はもちろん、日々向き合う姿勢自体が、周りにとっての励みとなります。ヒントとなり ます。背中を押してくれる存在となり得ると思います。「お客様の大半が高齢の方であ る」「IT の必要性とスキルのギャップ」「コロナとの向き合い方」などなど。課題も多い とは思いますが、逆に言うと、それだけソリューション・イノベーションの種も転がっ ています。ともしびが「ともに生きあう社会」への想いを掲げながら、それを成し遂げ る過程で立ちはだかる課題を解決していくことで、周囲への旗振り役になっていきたい です。ワクワクしながら、活動していきましょ!
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①もう一つの大切な「朗読」と共に、〈音〉を通して、自分と相手を知る大事な〈もの〉です。
②クラシックでも、歌謡曲でも、ポップスでもない〈歌声〉。50・60年代の〈どの曲も2拍子に聞こえる〉労働歌中心の時代も70年代のフォークやニューミュージックの時代も…「ともしび」は、音符から生まれる〈音〉・歌詞の内容探求から生まれる〈音〉を大事に〈どう表現するか・どう歌うか〉を突き詰めてきたことが素晴らしい。
③ずっと昔、「ともしび」店のことを「ともしびは“血”の匂い」と表現した人がいたと聞きました。組合・学生運動ともっと結びついていた頃、特に集会・デモの後などの活気は、その表現がぴったりするものでした。「ともしび」と社会は、緊密に結びついてきました。〈定点としての店〉がない今、いろいろな人がイベントで、インターネットで「ともしび」を訪れる。中には、時事ネタに反応しない人もいるでしょう。そこでは、ライブ中の司会の技量、そして動画アップのための編集の技量が重要になってくると思います。しかも小手先のそれではなく、相手(インターネットなら見えない相手!)を尊重し、一緒に素敵な〈音〉を生み出すという技量です。この技量は、司会や編集担当だけではなく、私たち団員にとっても必要なものです。
一人一人を大切にする社会・人間が人間らしく生きられる社会を求めてこそ「ともしび」は輝きます。
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〈音〉への探求と表現が、「ともしび」の中で生きています。
以前公開レッスンで、〈音〉に対しての姿勢を学びました。〈音〉を生み出し、聴きあい、表現を豊かにしていく機会をたくさん持ちたいと思います。
理念は、なるだけ短く、いつも口をついて出る(楽しい)ものであってほしいと思います。
以前、“うたきち班”というのがありました。“歌が好き・お店が好き”という人たちが、「ともしび」の雰囲気をつくっていたのではないでしょうか。
私は「ともしび」、そして「オペ研」で、〈音〉だけではなく、〈人間〉について学んだように思います。過去、そして現代に生きる様々な人々の怒り、悲しみ、喜び…に寄り添う〈感性〉を、生かし、成長させ、伝えていく場として「ともしび」があり続けてほしいと思います。
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①②元気の出る場所。人を励ますが、自分もはげまされる。存在は大きい。出前歌声の手伝いに行ったときに思うことは、来た時と帰るときのお客さんの顔が全く違う。あの顔をみるのが楽しみ。音楽で人を励まし、一緒に歌うことで仲間ができる。
③「ともしび」自体が先頭ではない。ともしびの音楽を通して社会に与えている影響は大きい。平和で普通の生活ができるためのあとおし。
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①共に、歌う事を通じて知り合い、いろんな物事にも‥問題意識を持って取り組み、学ぶ事により、お互いにし‥信頼し合える関係を築くためにび‥微妙な考え方の違いを乗り越えて大同団結する音楽団体。(本来あるべき姿)
②思想信条の違いを越えて、音楽の素晴らしさ・奥深さを体験出来るところ。また、そうであるべきところ
③一口では語り尽くせないが、今までは歴史の転換期に一定の役割を果たして来たと思っているし、人と音楽があればこれからもそうあって欲しい。『音楽は思想性を持っている』→いかにAIなどが発達しようとも‥
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①音楽と音楽を愛する人たちとの道場です。
②上手いとか下手とか、あまり気にしなくても良いところです。(本人は気にしていますが)
③う~ん、難しいですね。「社会」とは何か、定義が難しいですよね。「社会性」を意識することが重要ですね。もしくは人と人とのつながりとの関係かな。
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最初に結論から言うと 、日本の今の現状で考えると高齢者、女性、 若者、障がい者、子供達など誰が見ても簡潔明瞭で音楽と人々への深い愛情が感じられる団の理念案だと思いました。また、ことばも平明でむずかしい語句を使わずに、やさしさにあふれ女性のようなしなやかさのある凛(りん)とした主張の理念案だと感じました。文章は大きく 二つのタイトルに分けられ、その二つの文章と、三つの図解で表し、図の中のことばも同心円状に広がり、それぞれ生きたことばでよく散りばめられ て いると思いました。あえて言えば、ともに生きあう社会とは、を発信するならば 、三つの図解順に言うと、Aともに生きあう社会(下段の図)、 2 ともに生きあう音楽( 上段右の図) 3 ともに生きあう文化( 上段左の図 )とすると音楽 文化 集団ともしびの団体名と社会との接点を結ぶ文化ということばと同期し、今のコロナの時代にあつて、ともしびの音楽文化の理念にとてもよく帰結するように思います。 理念案の中に文化という言葉が 一言もないので少し 気になって発信しました。 特に文化は音楽、演劇 、文学、絵画、スポーツ など 人間社会の幅広い 分野の概念ですが 、むずかしく 考えずに、できないと言う 考えの 考え方を変えることが 大切かと 思います。 ともしびの音楽文化で 学んだ団員の一人として皆さんの 討論に私も参加したいと思います。
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感動して共有するだけでななく、その先の「創造性」という言葉も入れて欲しい。
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コロナで話ができない「わかり会える」ってすごくいいな。メールでいろんな人の情報がわかって、ともしびに対する思いがみんな深い。不安も抱えている。希望を持っている人もいれば、不安も持っている。一人一人ができることを改めて考えて行かなくてはならない。
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携帯しか持っていない。発信が伝わってこない。合唱団で久しぶりにあった時に「やっぱりいいな」人との繋がりが感じられた。みんなで力を合わせてやっていくのが大事と感じた。
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電話がけで、お客様がみんなともしびを大事に思ってくれていることがわかる。縁の下の力もちになりたい。理念を読んで改めて良かった。
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前半の変えたところ、とても良くなった。後半ももう少し整理されるのかな。お客様は「なくなっちゃうんだね・・・」という反応。お客様に合唱団すすめても、「合唱団は敷居が高い」稽古場で研究生(初級)みたいなのをやってもいいね、という話をした。司会者の養成講座や、伴奏の勉強会もしてもいい。ともしびの運動を太くさせることが今やること。やっぱり団員が講師も兼ねる。新入団教育や講座の指導もいろんな人ができるようにしたい。
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もやモヤしてる。「そんな、人間性のありようや、団体のありようは、まさに日常の団活動の中で鍛えられつくられていくのです。」
日常の団活動が見えない。関わっている人も同じ。昔は当たり前にいろいろしてたのに
「これでいいよ」「このメンバーでいいよ」全体がこのように進んで行かない。
アイビー・・・団活動を団内に紹介する
団員の頑張りが見える、聞こえるようにして行かなくてはならない。どういう風にしたらいいのか。そこのところをもう一個皮をむきたい。
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「暖かい」の文字表記を「温かい」にした方がいい?
「仲間を大切にする暖かい団体であること」
ライブ配信・YouTu部で流してくれるけど、みんなで歌う歌声の雰囲気ができない。「一緒に歌う楽しさ」が画面の前でも感じられない。
合唱団で思ったのは「練習がなかったから歌えなかった」これは意外だった。一人でも歌えるのに。
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YouTu部だと見る・聞くけど、一緒には歌えない。司会者の音程の悪さが気になる。
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理念って改めていいなと思った。ブロックにどう落とし込んでいくか。団員にどういう風に伝えて感想をもらっていくか。この理念を提示して意見を求めるのがいいのかな。
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実際の理念をどうしていくのか、どう活動していくのか、というのが大事かなと思う。やったらそのまま終わり、ではなく、振り返りと次へむけてというのがモチベーションに大事だと思う。
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話しあいによって、言葉が洗練されていく。肉を削ぎ落としてしんが見えていくといいのかな、と思う。活動して肉付けして→そぎ落として→日常の活動で見直して、と回していけるといいのかな。
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ワタミも焼肉に変えようとか唐揚げにしようとか、大手もウロウロしている。理念を文章化すると団員に責任が生まれると思うって思った。今こそ、アイビーが大事になってくるのかなって思う。自宅勤務になると怖くなる。事務所にいないと、状況が見えなくて不安になる。毎週。メールアイビーを出して、「助かった」という声がある一方、「読むの大変」という声もあり2~3週間落ち込んだ。でも届けないと伝わらない。それと会話。会って話す。聞く方が受け取りやすい。音声で受け取るのがいいかなと思った。
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「演奏者自身の中に、誠実さや謙虚さ、また人の心に寄り添える優しさなどの人間性が求められます。」誠実って言葉は綺麗だけど、人によって違う。
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①ともしびを知る前から歌は好きで歌謡曲などはよく歌っていましたが、ともしびは「皆で歌うことの楽しさをおしえてくれた場所」と言えるでしょうか。
②知らない同士でもいっしょに歌っているうちに仲間になれるところ。
③私がともしびに行き始めたのが大学生の頃で、考えてみたらそこからでももう40年もたっていて、社会の状況は変化しているわけですが、それに迎合するのでなく、さらに生き残っていくのはたいへんなことです。でも、我々の子ども世代の方たちによって進化の芽が生み出されていて、とても頼もしく感じています。