団内ブログ

【第11回】司会研究会「フロア・場づくり」

うたごえ司会者研究会事務局の齊藤隆です。

1月30日に開催した、11回目となる司会者研究会の報告です。
お店でのことを思い出しながら、みんなで意見をだしあい、楽しく議論しました。
新しいお店が出来たときには、そく実践していきたいフロア業務の内容などがたくさん話し合われました。

【第11回】ともしびうたごえ司会研究会

2021年1月30日(土)18:30〜19:50
@スタジオ
感染拡大防止のため、zoomスタジオ両方の開催。

zoom参加:諒佑、清水、石垣
スタジオ参加:小林、皆川(事務局:斉藤、ひろせ)
ゲスト:石垣
お休み:横塚、アンナ、りか

動画URL:https://youtu.be/AR1v7WVGU1U

【1】本日のテーマ

「フロア・場づくり」

歌声喫茶のフロアや場づくりで大事なことは?
いろんな立場・視点から考えてみる。
(お客様で来ていた時に感じていたこと、団員や合唱団として客席にいる時に意識していること、従業員としてフロアに入っている時のことなど)

●団員が客として客席にいる時
・「模範的なお客さんであるべき」従業員ではないけど、お店を盛り上げる。
お客さんのふりをしつつ、ツボをついて歌を盛り上げる。他の親しいお客さんや相席の人とかとお話したり。

・戸惑っているお客さんに声かけしたり、リクエストカード持っているお客さんを従業員に伝えたり。
歌を盛り上げる、率先して盛り上げる、場づくりに協力して、声をかけて一緒に「一人じゃないんだよ」と思ってもらえるように自然にふるまう。

・いいお客さんというより、自分が何をしたほうがいいのか、という思考になった。

・関係者づらしない。他のお客様と同じ立場ですっていう感じが大事だと思う。常連づらしない。しつこくステージに関与し過ぎない。前に出すぎない。「関係者でーす」ってアピールすると違和感ある。

●フロアスタッフとして
・私は飲食のバイト経験が結構あるので、過去にバイト先のオーナーから、かしこまりすぎだよと言われたくらい丁寧な対応をしてしまうことがある。
ともしびではお客様から親しみやすいと思っていただけるように、ちょっとだけくだけた感じの接客をしていました。

・お客様が何をもとめてともしびに来ているのか、フロアを通じてリサーチして、司会者に伝える。
気づかいは大事だけど、全面に出しすぎるとお客様が負担に感じてしまう。スキをみせるフロア。
孫キャラ。いい孫に。

・お客様の趣味嗜好、特徴を覚えたり、親しみやすく、フランクに接する。

・フロアは基本的には注文を聞いて料理を運ぶのが基本の仕事。
歌声喫茶を楽しみに来てくれたお客様、ステージ以外の部分、接客でも「来てよかった」と感じてもらえるような人間味のあるフロア。
はじめてのお客様は緊張してくるので、店に入った時の「いらっしゃいませ」「はじめてですか?」等、親しみを込めて、人間味をもって接する。

・普通の飲食の提供と、ステージに集中し協力する。そのためのリサーチを。
親しみをもって。
テーブルの上が雑然としてると、ステージや歌も雑然となる。客席のテーブルをよく見る。空いた食器は下げる、それはステージとつながっている。
キリキリするのではなくて、お客様がステージに集中できる自然な動き。

お客様と話し込み過ぎてもいけない。誰にでも公平なフロア。お話が好きな人もいるけど、そうじゃない人もいる。
フロア同士がしゃべりすぎてもいけないし、ツンケンしてもいけないし。
司会はともしびの華。フロアも華。輝かしい場所。
ともしびの合唱は、歴史上でも、フロアの人がコーラスをつける。それがともしびの特徴。店をつくる大切な部署。

・声が大きくて注意されることがあるが、明るくて自然な対応ができるフロアがいい。お客様が自然に入りやすいよに。過度な接待はしない。
ステージを邪魔しない。楽しくリズムにのりながら、歌いながらフロアをやっていた。かしこまったりしない。
お客様をよく見る。「お水がなくなってるな」ビールが空いてたら「いかがですか?」とよくやってた。

・司会は司会、フロアはフロア、ではなく、「みんなで場を作る」のが大切。フロアと司会はつながっている。いいフロアが出来る人は司会も上手い。

・フロアのだいじな基本は「お客様をよく見る」こと。お客様が手をあげてても誰も気が付かないとかはダメ。注文だけじゃなくて「こういう歌に反応してるな」「どんな気持ちなのかな」「注文したがってるな」、お客様をよく見ること、それが基本。

・お客様が少ない時のモチベーション、自分がいつも目標をもって生きてる、課題をもって生きてる、そんな自分であることがいきいきとした店やステージにつながる。課題をもって店にいく。

●「冷やかし」の人・客はどうする?
物珍しく見てる。エレベーター開いてじろじろ見て帰る、売上につながらないひとはどうしてる?

エレベーターで見てる人も「どうぞ!」って誘う。酔っ払ってる人もいる、酔っ払ってる人は前を避けて、従業員の目の届くところに案内する。その人がともしびをどう判断するのかはその人の問題だけど、ともしびを判断するチャンスを与えたい。チャンスをお互い広げよう!って立場でフロアもやるよ。
知り合うチャンスは最大限に広げる。
帰る人にはチラシをいつも渡してた。
何年かごに講座のチラシを持ってくる人もいる。どう、今後に生きていくかはわからない。チラシ渡すこと大切。

・「あのお客さんどうしよう」という判断は一人でしない。お客さんに注意するのは自分一人で判断せず、店長とか経験のある人に聞いて、複数で判断しよう。若い女性が言うと反発食らうこともあるから相談する。

●はじめてのお客様がいらした時に意識してること。席案内について。
・初めてのお客様には一般的には普通に接する。聞き過ぎない。自分が逆の立場だったらと考える。1ステージやって心が開放された時に「どこからいらしたんですか?」とか声かけする。
1ステージ終わってから「どうですか」とか声かける。「歌いたい曲、みつかりました?」って聞いたりとか。

・「なぜ知りましたか」歌集見せて説明する。あとはステージを見てもらって徐々に。

・相席なので最初の席案内はとても大切。相席の相手でお客様の楽しみ方がきまる。

・どういう常連かってわかっていないといけない。「あの人の隣りはまずいな…」とか。それを知らないで案内すると、大変なことになる。
店は人と交流しておしゃべりする出会いの場でもある。それを気持ちよくできるような相席の仕方を考える。
変な人のそばに案内してしまい「二度と来ない!」ってなることも残念ながらある。席の案内はすごく大事なこと。

・団員がいたら、団員の近くの席に案内する場合もある。

【2】次回の宿題
次回は2月6日(土)18:30〜19:50
・後半の計画づくり
・4/17学習会について
スタジオにて中間発表の撮影(希望者のみ)

 

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