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オンラインスナック最終回特別企画「ロシアによるウクライナ侵攻を考える」

オンラインスナック最終日のママ予定だった内海です。
2022年3月30日(水) オンラインスナックの最終回特別企画の報告を、当日急遽進行役をやってくれた宇野さんから投稿してもらいましたので掲載します。

中西さんのお話を含め当日の様子は録画して、Youtubeで団内向けに公開しています。
下記をクリックすれば別ウインドウ/タブでYoutubeが開きます。

下記リンクは団員、アルバイトなどオンラインスナック参加対象者限定です。部外への公開はしないでください。

2022.3.30ウクライナzoom学習会

3月30日(水)はオンラインスナック最終回特別企画「ロシアによるウクライナ侵攻を考える」として専従の中西明さんを講師に迎えて約20分、お話をしていただきました。
最初に今日、耳にした面白い話から始まりました。
ともしびのホームページにアップされている声明文の「ロシアによる」を「ロシア政府による」と書き換えたことは正確には正しくなく、何故なら「ロシア政府」にプーチンは入らないからだという仕組みをわかりやすく話してくれました。
次にともしび歌集とウクライナの歴史の話の中で、いくつか例をあげて解説してくれました。
この学習会の翌日に、日野で行われる緊急ウクライナ支援平和コンサートの内容について説明があり、2部で予定している中西さんの詩を朗読して終わりました。途中、音声が途切れたのでここで紹介します。

平和を! 中西明

それは小学校の掲示板に貼られた
ユニセフのポスターだった。
南米のある国の、
ボロをまとい、やせ細り、薄汚れた、瞳の大きな5歳の男の子の
大写しの写真。
下に文字が2行。

「大きくなったら、何になりたい?」
「あのね、生きていたいの」

「あのね、生きていたいの」
そのひとことは、その日から
抜けることのないトゲとなって心に刺さり、
わたしに問い続ける。

「おまえには何ができる?
この子のために、世界中の、この子たちのために」

この世界に未来があるのは、子どもたちが生きているからだ。
どんなに素晴らしい制度も、理想も、夢も、
それを生きる人びとなしには実現しない。
だからこそ、
子どもたちは、人類の希望なのだ、唯一の。

その「希望」たちは
貧困や病気や、心をむしばむ競争に傷つけられ、
引き離され、殴られ、商品として売られ、また殺され、
ときに空爆にさらされ、テロの犠牲とされ、
あるいは銃を手に人殺しへと駆り立てられ、
それでも言うのだ、
「生きていたい」と。
そしてわたしに問い続ける
「おまえには、なにができる?」

わたしにできることは、多くはない。
その多くはないことを、しかし、いつも忘れずにいたい。
忘れそうな自分を、許さぬわたしでありたい。
そして、
どんなに小さな声でも、声ある限り叫び続けよう。
殺すな!人間を殺すな!
子どもたちを殺すな!希望を、未来を殺すな!
平和を!平和を!平和を!!

質問、感想、意見交流の時間は「ともしびとして」どう発信していくのか?という話から、ともしび歌集の「ロシアのうた」でくくられている歌が実は間違っているということ、そしてしっかり分けるべき、どう分けていくのか?ロシアの歌に限らず間違っているところもあるので、直したいという話で大変盛り上がりました。
様々な現場で司会者として今、悩んでいる話にも答えていました。
「花はどこへ行った」の歌詞付けがバラバラなので、早期にともしびとしての歌詞付けを決めたいという話もありました。残念ながら終了時間が過ぎてしまったので、全員の声はきけませんでした。最後の方で「ウクライナは滅びず」の動画をみんなで観て締めました。

 

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