団内ブログ

【第14回】司会研究会「社会的アンテナ」「パフォーマンス」

司会研究会事務局のひろせめぐみです。

このページでは、第15回の研究会の報告をします!今回で、テーマごとのディスカッションは最後になります。

テーマは「社会的アンテナ」「パフォーマンス」でした!

【テーマ1】社会的アンテナ

司会者に必要な「社会的アンテナ」とは?それぞれ考えてきたこと・感じていることについてまずは発表しました。

動画URL︰https://youtu.be/KD1375b9QCM
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・ネタの風呂敷が広い。曲の歌詞のことから、その歌が作られた背景
・今の情勢を絡めて伝えられているのがすごく自然に出てくる。(うた以外の楽しみの要素)
・四次元ポケットのように出てくるので記憶のフックが気になります。(リクエストなのに出てくるのが不思議)
・世の中の動き、情勢に敏感であること。
・歌の作られた時代の意味、みんながどうして歌うのか。自分の心情と重なる。
・年配の方も、現役の心を持っている。雇用の問題点、人の心情みたいなものを自分の方にたぐい寄せて伝えればいいのかな。「懐かしいね」ってだけにはしたくない。
・若い人は自己完結してしまう。疑問を持って聞くことから、自分の価値観を作っていく。一つの歌を作るにしてもどんな時代があるか。軍歌が作られた背景とか、自分から興味を持つ。
・色々な視点から社会全体を見渡したり考えたりすることは大事だなぁと常々思っていました。ステージ中に話す良いネタを獲得できるというのもそうですが、色々知っておいた方が地雷を踏むのを避けられるだろうなぁと。
・日々の社会の流れ、自分の経験からMCやステージを作っていく。リクエストで気になった曲、「最近、こういうことありましたよね」いろんなことをつないでいくためのもの。
・お客様が社会の中でどんな思いを持ってきているか、知ろうとする。
・高齢者はなにがブームになっているか?シニア雑誌をみたり、お客さま中心に社会を考えている
・「地雷をふむ」お客様の方がいろんなことを知っていることも。曖昧なことを行ったり、違うことをいったりすると「違うじゃないか」。お客様とどういろんなことを共有するか、社会のこと、曲の理解、どう共有するか、一つの方法。
・「社会的」というのがいろんな意味があって。例えば「沖縄の変換の日」や「終戦記念日」とか、「今日の司会者は何も言わないね」そういうことのアンテナ。今日はこういう日で、こんな社会的アンテナ、社会的歴史をちゃんと知って置いて、今日にふさわしい曲は歌集にこんな曲が乗ってると伝える、自分も学ぶ。
・震災やコロナは大きいから共有の認識になるけれど、米軍の話事故の話、米軍の基地が、今、日本にあることはどう思う?お客様の意見も一様ではない。どう話すか。そのことについてどう思うか、意見の押しつけになっては行けないけれど、どの歌でどう伝えるか、どの歌ならお客様との一致点で作れるのか。
・中西さんはめちゃくちゃ勉強してる。勉強すること。なるべくコンパクトにみんなに共感を持って聞いてもらえるように、勉強する、というのが大事だと思う。

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その後、「社会的アンテナ」について質問やディスカッションをしました。

・歴史的ともしびは弱い方の見方、立場に立っているのかな。お金中心、儲け主義ではなく、弱い方の立場に立っているのかなと。
・どっちかというとそうかな。弱い立場の人の視点がないとできない。
・誰でもそういう立場(弱い)になる可能性はある。
・ともしびの司会の方のMCは、お金の話という感じではなく「みんなで手を取り合って、平和的」みんな安心していられる。ともしびの人ならではの社会的アンテナの貼り方があるのかなと。
・本当に自分がどう思ったか。ともしびがこういう状況になったこと、文化が軽く扱われたことの驚き
・私たちは資本主義の中で、労働力を売っている。その対価が少なすぎる。みんなに潤沢に回して行かなくては行けない。そこを回している政治家とか、儲けのことばかり考えている政治家とか。自殺とか多いし今は大変なのに。
・みんなが主役、みんなが平等、弱い強いではなくでみんな命はひとつでオンリーワン。
・みんなが各々の立場で人に対して優しくする、お互いに自分たちが思っている優しさを持ち寄る。会社の中だけでいると洗脳されちゃう(利益主義)僕は、そうじゃないともしびだから関わっている。ともしびの中で儲けるとかは思っていない。
・向き合うって大事。ともしびの困難に立ち向かうひたむきな姿勢、真剣さが好き。そういうところでともしびの人たちの姿勢が大好きです。
・デリケートな問題に対してまっすぐ、隠すことせずに、相手を否定しない、事実だけは伝えていく。
・音楽が好きな人が集まっている。デリケートな歌もあるけど、音楽としてきちんと伝えて行けるかどうか。「いい音楽だね」って思ってくれること。歌う前に全部説明して歌う訳ではない。「青い空は」など、原爆を全く知らないお母さん、原爆のことだけでなく、共感を呼んだことがある。音楽の力ってそういう物はある。音楽の美しさ、曲として伝えていく。
・日常生活でタブーとされていること、みんなの心のなかにあること、政治のことやジェンダーのこと、戦争のこと、負のこととして伝えず「歴史はこうだった」って伝えられるともしびは、歴史の功労者だと思う。
・その時代の情勢は切り離せない。いい音楽を語り継いでいきたい、と思うことがある。どういう気持ちで書いたのか、歴史を知った時に何を感じるのか、そこに生まれる心があったらいいなって期待して。
・音楽以外、歴史などで団内で議論になることはあったりしますか?
・あると思う。それはさっき行っていたように「弱い人の立場」は貫かれているのかなって思う。政治的なことというよりかは、もっとフラットに「弱い人の立場にたつ」。
・「こういう考えだから、ここにいてはいけないんじゃないか」って不安に思ったりするかもしれないけど、そう思わなくてもいい。
・疑問に思っていると思ったらぶつかればいいじゃない。自分の意見が違っても引かなくていい。
・政治的な話、自分のなかに軸はあっていいとおもうけど、念頭に置いて、相手を尊重しながら話す、日常生活で足りてないこと。私はそう思っているけど、相手はそういう立場とは限らない。個人的には憶測で喋らない、嘘をつかない。

【テーマ2】パフォーマンス

ステージでの「パフォーマンス」について、司会者が心がけること、それぞれ考えてきたこと・感じていることについて発表しました。

・一番は笑顔でいること。お客様がきてよかったと思える笑顔。
・早口にならない
・まばたきを減らす
・時計やリクエストカードを見過ぎない
・曲の余韻を感じる。すぐ次の曲に行こうとしない(これは本当にできなかったし今でも苦手)
・振り付けに関して、かなり得て不得手があるのかなと。僕は振り付けが苦手だから、誰かにぶん投げたいと思っている。進行のやり方とかも、人によって差がある。適材適所で。
・手話「見上げてごらん」なかなか声が出づらい中、みんなで手をうごかしたのはきれいだった。一緒に参加した感があった。
・パフォーマンスで明るくしてるのってなんかいや。誠実で嘘がなく。誠実でありたい。
・手話だったり振り付けは自分で学んでいくもの、そういう物は自分で勉強していく。
・手話や手遊び、ダンスとか連想した。そのことでいうと、歌声喫茶だから歌えばいいんだけど、振り付けしたり、そのことで心が開放したり、楽しくなったり、そこで一体感ができる。意図をもっていれる。
・大きく見せる
・なんでも大袈裟すぎるくらいがちょうどいいかな、観客全体が明るくなるように

その後、「パフォーマンス」について質問やディスカッションをしました。

・この間、ドレミのうたをやりましたけど、どういう場所でなんのために、どういう意図で入れるか、ということで、意味合いがかわってくる
はじめにみんなの気持ちをほぐすとか、終わりにみんなで盛り上がり、一体感を持ってやる、とか一個一個深めると面白い。
・歌の入り、声かけとか、どういう風にやるかとかも考える。面白い。
・大きく見せることって大事。甲斐谷さん、「曲によって、両手をあげた方がいい」「ここはグーがいい」「見た目で、もっと止めろ」「早くあげろ」そこはお互いに見合う、言い合う、アドバイスしあう。
・振り付け、三鷹で「ハメハメハ」って振り付けすると和む。手遊びの効能、面白い。
・手遊びや振り付け、自分が面白がること。そんな体験ができると取り入れやすい。

まとめ

研究会は、この回でディスカッションは終わりです。次回からは実践編、デモステージを行います!

スナックともしびとのコラボ企画もあります!どなたでもzoomでデモステージに参加できるので、ぜひおいでくださいね!

3/20(土)・4/3(土)
両日とも19:10〜21:00

zoomの接続情報は、日にちが近くなりましたら、ブロック経由でご連絡します。

 

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